日本名「管華地精」:中国名「地精」または「肉容」と呼ばれ、通称「砂漠人参」とも名付けられている大変貴重な自然繁殖する植物です。元来1000年前、地中海から運ばれて来た残遺植物とも言われています。原産地はウルガイ地区の一般の人々が近寄り難い、有名なタクラマカンの最も厳しい砂漠の砂地の深くに繁殖する植物です。

 

カンカの主要産地は、新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠南端にあるホータン(和田)地区です。このあたりはもちろん中国国内なのですが、地理的には東トルキスタンと呼ばれるエリアとされます。そのため気候や文化は、漢族を除けば中央アジアに属するといってもよいでしょう。ホータンはシルクロード南路最大のオアシスであり、 古代シルクロードの面影をもっとも色濃く残していると言われています

 

 

昔から最高の健康と青春を保ちながらの長寿漢方薬として大変有名で、貴重な植物とされ経済価値の極めて高い薬草です。余りにも他に類を見ない希少価値のある高山植物であるため、乱獲による絶滅の恐れから、「国家級保護植物」に指定し採取を厳しく制限すると共に国家自然植物保護区を設けて監視されています。

タクラマカン砂漠周辺以外に一部、内モンゴル地にもあるとされていて現在日本で一部販売されているが品質も大きく異なり効用も低く、タクラマカン産「地精」も8%程度の高用途成分と分析され、薬酒の原料に一部使用されている。
茎状は塊根期生で、茎は平ぺったく幅が10cm・5mm程度で、長さは40cm?90cmの奇怪な感じがして全部砂漠の中に埋まっている。
地精自体は独立で生育せず「深深」という砂漠の中の強い生命力を持った雑木の根に寄生して成長している。

世界的な長寿地域

そんなホータンでは、過酷な環境の砂漠と共存しているにもかかわらず、100歳を越えるお年寄りが多く暮らしており、寝たきりのご老人がほとんど皆無と言われています。世界四大長寿地域のひとつとされるホータンでの健康長寿の様子は、シルクロードの奇跡と呼ばれています。

健康長寿の源

現地では古来より「健康長寿の源」としてカンカが愛されており、 スライスして羊肉と煮込むカンカ鍋や、お酒に漬け込んだカンカ酒など、さまざまな形で利用されてきたのです。厳しい環境の中で生き抜くための活力の源としてカンカが常食・愛用され、過酷な地域に生きるのホータンの人々の健康を支えてきました。


カンカは、ベニヤナギの根元に


カンカは、タクラマカン砂漠およびその周辺に生える植物「紅柳(ベニヤナギ:ギョリュウ科ギョリュウ属)」の根部に寄生して生長します。過酷な自然条件の中でも育つ極めて強靭な植物です。


カンカの収穫

収穫は春と秋の2回、紅柳が生える足元の砂を手作業で掘り起こし、紅柳は傷つけずに根に寄生したカンカを見つけていきます。大自然の恵みをたっぷり吸収して、豊富な栄養をその身に蓄えて成長した姿は見事です。